2020年10月24日投稿
資産形成FP村田です。
【マルチタスクが苦手な方へ】お届けします。
メルマガでも反響があった内容です。
マルチタスクが大の苦手な私は、ある考えによって業務効率が大幅に向上するようになりました。
きっかけ
きっかけは前職N證券の法人営業時代(投資銀行)にさかのぼります。
当時は案件獲得のため上場企業各社にひたすら提案書を作成する毎日でした。
提案にあたっては経済、法律、業界知識のみならず、
データ集めやパワポによる資料作成も入ってくるため、
ボケーっとしているとタスクがどんどん溜まっていきます。
深夜1時~2時の帰宅は当たり前。
これが続くと頭がもうろうとする。
深夜2時に気づくわけです。
「うわ、あれ調べてない、、、」
「あの人に聞いたら分かるけど電話繋がるかな。」
ダメもとで深夜に内線電話。(これが繋がるんですよね、、)
今思うと滅茶苦茶な仕事の進め方です(笑)
「仕事はどこかで切り上げないとキリがない」とよく言いますが、
無理に切り上げても翌日がシンドイ・・・という毎日でした。
こうなってしまったのは誰のせいでしょうか。
・残業を良しとする日本の慣習?
・上司が仕事量を管理できないせい?
否定はしません(笑)
しかし事実として、
職場の同僚達は状況をしっかりコントロールして、
私よりうまくやっているようでした。
では私の何のせいでしょうか。
・知識、経験の差?
・地アタマがヨクナイ?
否定はできません(笑)
振られたタスクは”1分”だけでも手を付ける
誰かのせいにしていても状況は変わりません。
当時行き詰まった私はネットで「マルチタスク やり方」と検索していました。
そしたら見つけたんですね!
【振られた仕事は”1分”だけでも手を付ける】という手法を。
やり方としてはシンプルです。
村田:(パソコンをカタカタ)
上司:「あ、村田。かくかくしかじかの背景があるから、こういう意図で資料作成してほしいんだけどお願いできる?」
村田「分かりました!(いま作業中だけど、1分だけ取り掛かってみるか)」
「おっ!この情報必要そうだから他部署に依頼しておくか。これは整理しておく必要があるかもな。」
という風に全体のメドがついてきます。
実はこれをしておくと物理的にも心理的にも”仕事の再開”がとってもスムーズになります。
逆にやらなかった場合はどうなるでしょうか。
村田:(パソコンをカタカタ)
上司:「あ、村田。かくかくしかじかの背景があるから、こういう意図で資料作成してほしいんだけどお願いできる?」
村田「分かりました!(いま作業中なのに邪魔しないでほしいな。面倒くさいからあとにしよう)」
数時間後
村田「あれれ上司の依頼なんだっけな。えっと、、メモ見ないとな。(ゴソゴソ)」
「そういえばあの(別案件)の資料作らなくちゃ!すぐできそうだしあれからやるか。」
考えたり思い出す作業がひと手間かかるだけで、仕事のスピードは10倍失われます。
マルチタスクにお悩みの方、仕事の効率を上げたい方、
【振られた仕事は”1分”だけでも手を付ける】を
ぜひ参考にしてみてください!